小さなまちのどこにでもある資源を魅力あるストーリーに変え、伝えるための12のコツ ~ステップ5 ガイドに必要な「あり方」 大切な3つのスタンスとは~

菊間彰一般社団法人をかしや代表理事

2018.10.30山口県

ガイドはサービス業

小さなまちのどこにでもある資源を魅力あるストーリーに変え、伝えるための12のコツ ~ステップ5 ガイドに必要な「あり方」  大切な3つのスタンスとは~
時には膝をつき、お客さんより低い姿勢でガイドすることも

 1つ目のスタンスは、ガイドはサービス業という考え方です。ガイドという職業はサービス業であり、カフェの店員や美容師、あるいはディズニーランドのキャストなどと同じなのです。彼ら、彼女たちは皆、目の前のお客さんに喜んでいただくために全力を尽くします。しかしもし、カフェのスタッフやオーナーが、自分の店の商品知識をひけらかしたらどうなるでしょう? 曰く、「このコーヒー豆がいかに貴重か」「どれだけ丁寧にこだわりを持ってコーヒーをいれているか」「あるいは世界中の紅茶の茶葉に関するうんちく」をひたすらしゃべり倒したらどうなるでしょうか?

 そんなこだわりのオーナーに「惹かれる」お客さんも一部にはいることでしょう。しかし、あふれるうんちくを聞かされた多くのお客さんには「引かれて」しまうことは間違いないでしょう。おそらくもう2度と来てくれないのではないでしょうか? だって、多くのお客さんにとってカフェに来る理由は、美味しい飲み物やスイーツをいただきながら、ゆったりとした豊かな時間を過ごすことなのですから。

 ガイドも同じです。ガイドがまずすべきことは、そのまちをご案内しながら、お客さんにゆったり楽しい時間をすごしてもらうこと。次にすべきことは、まちの魅力をわかりやすく伝え、まちのファンになってもらうことです。そのためにはどんなお客さんが来ても、全ての人が気持ちよくなれるような姿勢で接客することが大切。これが第一に必要なことと言えるでしょう。

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