たまねぎキャッチャーにタマ泣き美人コンテスト SNSで話題沸騰「おっタマげ!淡路島」プロジェクト

2016.11.14兵庫県

たまねぎキャッチャーにタマ泣き美人コンテスト SNSで話題沸騰「おっタマげ!淡路島」プロジェクト

泣く姿を競う?ユニークなコンテスト

 第1弾~第4弾までは現地でしか楽しめないコンテンツだったが、第5弾ではインターネットを活用した投票型のイベントを企画した。

 2016年7月からは、たまねぎを切りながら涙を流す姿を競う「タマ泣き美人コンテスト」を実施した。コンテストは全国から参加者を募集し、書類選考を通過した候補者を対象に美しい泣き顔を撮影する。その動画を特設サイトや動画サイトで公開し、ウェブ投票と候補者のブロマイド写真が付いたグッズ販売個数で優勝者を決定するという内容だ。
 書類選考を通過したのは、10〜20代の地元高校生や県外在住のOL、76歳の地元たまねぎ農家の濱口文子さんを含めた計6人だった。

 優勝者を決めるため、9月1日~30日まで特設サイトでウェブ投票を実施すると、15日までは濱口さんが最下位だった。しかし、ネットユーザーが最終選考に残った濱口さんに注目し、次第に「地元で頑張るたまねぎ農家のおばあちゃんを応援しよう!」という流れに変わっていった。その日を境に、多くのネットユーザーからの支持を受けて、濱口さんがウェブ投票で1位を獲得したのだ。その流れに続き、濱口さんの家族や親戚、近所の人たちが応援してくれて、2位に約2万票の大差をつけて優勝した。

宮地:候補者は若い人が多く、非常に厳しい状況だと思っていたので、優勝したときは予想外で驚きました。その後、濱口さんにも取材が殺到したので、迷惑がられると心配していましたが「人生最後に花を咲かせてもらって嬉しい」と濱口さんに言っていただけたのが印象的でした。5年前からさまざまなプロジェクトを展開してきましたが、たまねぎのPR、地元農家の応援の2つがこのような形で実を結んだのが本当に嬉しかったです。

たまねぎキャッチャーにタマ泣き美人コンテスト SNSで話題沸騰「おっタマげ!淡路島」プロジェクト
濱口文子さん

 濱口さんの泣き顔は、2017年春から展開する「美味しくて泣ける」淡路島の新タマネギブランドに採用され、具体的な内容については現在検討しているところである。

 失敗を恐れず、気づいたことや新しいアイデアを積極的に取り入れる社内の体制とお客様が求めていることを追求した結果、2015年の観光施設の売り上げは約14億となり、5年前の約2倍に増加した。来てくれる人が増えると、それが当たり前という考え方になりがちだが、メンバーは苦しかった時代を忘れず、お客様に喜んでいただける接客を心掛けている。

宮地:今後も、お客様と現場が楽しめるようなコンテンツを増やしながら、淡路島全体の観光業を盛り上げていきたいと考えています。 

 来春以降、「おっタマげ!」るような新しいコンテンツの創出が楽しみである。

(インタビュー・文/塩田恵理子)

リンク:おっタマげ!淡路島

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