たまねぎキャッチャーにタマ泣き美人コンテスト SNSで話題沸騰「おっタマげ!淡路島」プロジェクト

2016.11.14兵庫県

たまねぎキャッチャーにタマ泣き美人コンテスト SNSで話題沸騰「おっタマげ!淡路島」プロジェクト
大鳴門橋と鳴門海峡が見える絶景ポイントに設置された高さ2.8mのオブジェ「おっ玉葱」

 兵庫県の淡路島にある「道の駅うずしお」と「うずの丘大鳴門橋記念館」では、2015年5月から淡路島の特産品であるたまねぎを活用したプロジェクト「おっタマげ!淡路島」をスタートさせた。クレーンゲームの景品をたまねぎにした「たまねぎキャッチャー」や「たまねぎカツラ」、高さ2.8mのオブジェ「おっ玉葱」など、たまねぎをモチーフにしたコンテンツを次々と仕掛けると、非日常的な世界観が若い世代を中心に人気を集め、SNSやメディアで話題となっている。

たまねぎキャッチャーにタマ泣き美人コンテスト SNSで話題沸騰「おっタマげ!淡路島」プロジェクト
「あわじ島オニオンビーフバーガー」を持った宮地勇次さん

 おっタマげ!淡路島を推進するのは、兵庫県南あわじ市で「道の駅うずしお」と「うずの丘大鳴門橋記念館」の観光施設を運営する「株式会社うずのくに南あわじ」に勤める若手社員たちである。そのメンバーの宮地勇次(みやち・ゆうじ)さんは、大学進学後、東京で2年間就職し、2009年にUターンして株式会社うずのくに南あわじに入社した。

 入社した頃は、観光施設の駐車場に車が1~2台しかとまっておらず、電気代を心配するような日々だったという。それから5年間で施設のさまざまな改善に取り組み、情報発信やPRに力を入れていった。2015年の観光施設の売り上げは約14億となり、5年前の約2倍に増加した。株式会社うずのくに南あわじはどのような取り組みを進め、成果を挙げてきたのか、宮地さんに話を伺った。

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