子連れ旅行に優しい国へ
観光でもファミリーに優しい北欧
スウェーデンで見かけたベビーカーを押す観光客
「お母さんにやさしい国ランキング」をご存じですか? 国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が毎年、「母の日」に合わせて発表しているもので、2014年のベスト3は、フィンランド、ノルウェー、スウェーデンとすべて北欧勢が占めました。
日本の順位はというと、178カ国中32位。先進7カ国(G7)の中では最下位です。医療も整い、所得も高い国なのに、なぜ順位は低いのでしょう? 実は、女性議員が少なく、ランキング最下位ソマリアのより低いことが影響しています。
直接の調査項目に観光はありませんが、上位の国々は、観光面でもファミリーに優しい政策があちこちで見られ、このランキングと一致します。家族で余暇を過ごすことが社会全体で当たり前のことと受け入れられ、男性がベビーカーを押す姿も普通に見かけます。どことなく子育てに余裕が感じられ、家族で旅行しても居心地が良いのです。実際に2人の子どもを連れて海外旅行をした経験をもとに、乗り物、ホテル、観光地と3つのテーマに分けて、子連れ旅行に「あるとうれしい事例」をご紹介します。
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