出前講座「英語少し通じます」で町の商店街に外国人観光客を 東京都品川区
「少し話せます」から「少し通じます」へ 本当のおもてなしの心を育てる
このプロジェクト名称について、小幡さんは「『少し話せます』というのは、まだ受け入れる側の感覚に近い言葉でしょう。訪問者である外国人からすれば、『あそこへ行けば英語が通じる』となってこそ本物になるはず」と言う。
商店街側が「通じる」という感覚をもつことで「お客様を迎えたい、おもてなししたい」という気持ちが本当に伝わるのだと言う。
また、河内担当課長は「商店街の方たちの持前の気持ちのよさが伝わるようにすることが重要です」とも言う。
最近、この活動が次の新しいアクションにつながった。区内の中学生が店頭に貼り出すポスターを作成してくれたのである。手書きのポスターを見て、お客様の最初の一歩がますます踏み出しやすくなるはずと期待する。また、新年度は参加してくれた商店に参加店舗の目印になる看板を掲示してもらうようにしていきたいとも考えている。
今年度から店頭に貼り出す案内看板(案)
(取材・文/太田正人)
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