よくばり女子に高知の新しい魅力を提案する「こうち女子旅プロジェクト」 高知ファンを増やし、女性の誘客に取り組む
近頃、全国各地で女性たちが旅に出る「女子旅」が急増し、自治体や企業などがさまざまな旅を提案している。旅に出て景色や美味しい食事を楽しみ、癒され、ちょっとした贅沢を体験するなど、女性たちはよくばりな旅を求めているのだ。
そんな中、高知県では、たくさんの女性に高知を知ってもらい、足を運んでもらおうと、高知を愛する女性が旅のプランを提案する「こうち女子旅プロジェクト」を2012年7月に立ち上げた。
これまで高知を代表的する観光資源と言えば「カツオ」や「坂本龍馬」などが挙げられ、訪れる観光客は、歴史や幕末維新に興味のある中高年の男性が中心というイメージであり、さらなる観光活性化のためには、幅広い層に向けた誘客をする必要があった。そんな時、高知県観光特使で人気キャラクター「ハローキティ」3代目デザイナーの山口裕子さんから「高知といえばカツオと龍馬、それだけでは女性は来ないわよ」というアドバイスを受け、高知県は、旅行に感度が高い女性にプロジェクトの参加を呼びかけて、8名の女性が集まった。プロジェクトの目的は、高知の新しい楽しみ方を提案するモデルプランを作成し、それをベースにメディアへアプローチをかけて、高知のファンづくりを進め、女子の誘客を図るというものだ。
こうち女子旅プロジェクトの活動概要
地場裕理子さん
高知が大好きで2011年に首都圏から移住してきた地場裕理子さんは、高知県観光コンベンション協会に勤務し、女性旅行者に高知のまだ知られていない魅力も知ってもらい、認知度をあげたいとプロジェクトに参加した。
高知の新しい魅力を提案する女子旅はどのように考案されたのだろうか。
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