コロナ後の観光誘客へ 九州・中四国×海外旅行社オンライン会議
自国のデスクからオンラインミーティングに参加できる。会議終了後に名刺と一緒にプレゼン資料をメールで送る
大分県別府市の外郭団体「別府市産業連携・協働プラットホームB-biz LINK(ビービズ・リンク)」は、インバウンド専用旅行会社「フリープラス」と共同で7月21日から「日本・海外旅行社オンラインミーティング」を開催している。これは、コロナ収束後の観光客誘致と新しい観光ルートを開拓するのが狙い。国内からは九州、中国・四国エリアの自治体と観光業者、海外からは欧州、オーストラリア、タイ、ベトナム、香港、台湾の約100の旅行会社が参加。ビデオ会議システムを活用して、1回のミーティングにつき海外からは10~15社、国内から8団体くらいの規模で、9月22日現在までに5回開催した。
ミーティング後のアンケート調査によると、海外旅行社からは「日本の最新のコロナ情勢がわかり、今後の計画が立てやすい」「今後の商品開発の参考になる」と高評価。国内参加者からは「複数の旅行会社の反応を効率よく聞くことができた」「1対1、あるいは1対3ぐらいでセッションするので、相手の反応がみやすい」「選りすぐりの旅行会社と商談ができた」との声が聞かれた。
今のところ、具体的に1対1の商談につながったケースはないが、海外においてまだまだ認知度が低い九州の素晴らしい観光資源を知ってもらうのが目的で、今後も広く参加者を募り、継続的に開催していくという。また、次の段階として九州で周遊コースを作り、コースの魅力を地元に直接PRしてもらう展開も予定している。
リンク:一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK
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