キャンペーンポスター

　福島県郡山市観光協会では、「郡山の魅力を発信してもらいたい」との狙いから、市内の旅館やホテルに宿泊し、市内観光の様子を会員制交流サイト（ツイッター、フェイスブック、インスタグラム）に投稿した人に記念品を贈る取り組みを実施している。7月31日まで。

　贈呈される記念品は、高柴デコ屋敷の「豆だるま」や“磐越三美人湯”のひとつである磐梯熱海温泉の入浴剤、猪苗代湖の南に位置する標高1,000メートルの布引風の高原のヒマワリ畑をデザインした扇子など郡山の魅力が詰まった品々だ。JR郡山駅内の市観光案内所とJR磐梯熱海駅内の磐梯熱海観光協会で配布する。さらに投稿者には、抽選で同市の特産品が当たるキャンペーンも行っている。

　福島県では6月から県民限定の宿泊割引チケットを発売するなど、観光需要回復対策を積極的に行っているが、劇的な回復にはまだ至っていない。同協会の高橋雅彦事務局課長は「今後、展開される国のGo To キャンペーン実施による旅行需要の回復に大いに期待しており、このキャンペーンと連動できるように、同協会としても新たな観光促進事業を検討している」と話す。今後もさらなる促進策を精力的に実施していく予定だという。

リンク：郡山市観光協会