下津井でタコメニューを味わう「タコタコめぐりキャンペーン」開催
倉敷市下津井地区のまちづくり団体「下津井sea village project」が、1月20日~2月24日の期間、「タコタコめぐりキャンペーン」を行った。これは児島・下津井地区の飲食店が、地元特産のタコや旬の魚介を使ったさまざまなオリジナルメニューを提供する試みで、和食やたこ料理店、カフェ、洋食レストランなど11店舗が参加した。
メニューは本格的なコースから手軽なもの、珍しいものまで幅広く、「ふく仙」では、たこ飯や刺身、唐揚げなどタコのメニューを豊富にそろえた「人気たこたこご膳」を用意。
「会食采宴膳」では、タコのほかメバルやアナゴなど多彩な魚介料理が並ぶ「膳のおまかせ料理コース」を提供した。そのほか、たこたこカレーやタコを用いたピザのランチなども揃った。
同プロジェクトは町おこしにつなげたいと2018年10月に発足。18年度から2年間、国の農山漁村振興交付金を活用した事業を手掛けており、その一環で地元特産の下津井のタコをアピールしたいと今回「タコタコめぐり」を始めて開催。参加店やメニューの情報を掲載したパンフレットも作成し、JR児島駅の観光案内所などで配布した。
担当者は「観光や漁業振興につなげるため企画した。タコで知られる港町を訪れて、さまざまな料理を味わってほしい」と話していた。
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