道頓堀のナイトカルチャーの魅力向上を! 協議会発足

2019.12.25大阪府

道頓堀のナイトカルチャーの魅力向上を! 協議会発足
道頓堀ナイトパークのイメージ

 道頓堀商店会と大阪観光局、JTBなど数社の民間企業が、多くの観光客でにぎわう大阪・ミナミの道頓堀の夜の魅力アップを図る「道頓堀ナイトカルチャー創造協議会」を11月に設立した。昼の観光とはまた一味違う夜の観光、食、エンターテイメントを軸に魅力を創出し、100年後も続く世界に誇る観光地づくりを目指す。

 2025年までに、最先端テクノロジーを活用し、街を一つのテーマパークに見立てた「道頓堀ナイトパーク」化を実現、スマートツーリズムエリアに進化させる予定だ。

 本年度は、道頓堀のシンボルであるカニなどの突起看板にスマートフォンをかざすと風景が変わるアプリを開発する。そのほかキャッシュレス決済など観光のインフラ整備、飲食店の空席情報やクラブなどのナイトカルチャー情報などを発信し、旅行客の周遊促進や消費拡大につなげていく。

 大阪では2025年に大阪・関西万博を控えるなど、今後もインバウンド客も含めた観光客の増加が見込まれている。同協議会では、違法駐輪などの課題解決にも対応しつつ、安心安全に夜の観光を楽しめるまちづくりに取り組み、「メンバーとともにおもろい道頓堀をつくっていきたい」と意気込む。

道頓堀のナイトカルチャーの魅力向上を! 協議会発足
道頓堀ナイトパークの構想

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