薬師湯代表・内藤陽子さんに聞く、温泉津温泉のヘルスツーリズム

2015.10.01島根県

健康回復につながる「ヘルスツーリズム」

温泉津の通り
温泉津温泉の通り

 ヘルスツーリズムとは、健康回復や維持、増進につながる観光のことを指す。全国でも多くの地域が取り組みを始めており、島根県大田市もその一つだ。市が取り組むきっかけとなったのは、市内の温泉津温泉(ゆのつおんせん)でのヘルスツーリズムの取り組みである。
 温泉津温泉は、伝説では、7世紀に旅の僧が、湯につかって傷を治している狸を見つけたことから始まったという。大永6年(1526)ごろ、石見銀山では本格的に銀の産出が始まり、温泉津沖泊は鞆ケ浦とともに、石見銀山で産出した銀を積み出す港として栄えた。温泉津には銀山で働く多くの人が行き交い、温泉で疲れを癒したと想像できる。
 温泉津、そして大田市がヘルスツーリズムに取り組み始めるきっかけをつくったのが、温泉津温泉に二つある外湯の一つ、薬師湯の代表である内藤陽子さんだ。内藤さんは、温泉津に来る前は夫の仕事の関係で海外に長く滞在し、さまざまな輸出入ビジネスを自ら手掛けてきた。内藤さんに、薬師湯のリニューアルからヘルスツーリズムの取り組みまでお話をうかがった。

 かつて銀を積み出す港だった沖泊
 かつて銀を積み出す港だった沖泊

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