タクシー観光を楽しもう! 8県で「日本ご当地タクシー協会」設立
うどんタクシーのドライバーが、本場のうどんの食べ方、注文システムなど、うどんに関する「うんちく」を語る
新潟県、長野県など8県のタクシー会社が、連携して観光タクシーをPRしようと「日本ご当地タクシー協会」を設立した。協会に加わるのはほかに石川、青森、福島、香川、宮崎、長崎各県の会社で、全国にまたがる連携となる。
ご当地タクシーは運転手が地元の観光ガイドも担うタクシーのこと。地元通の運転手が穴場の観光地やおすすめのグルメなどを紹介し、時間の定額制でバスや電車では行きにくい場所をピンポイントで回れるのが観光タクシーの魅力だ。
新潟県の中越交通はご当地グルメの「燕背脂ラーメンタクシー」を走らせている。これは専任ドライバーが乗客の希望に合ったラーメン店を紹介したり、観光スポットへと案内をしたりするタクシー。専任ドライバーたちは燕背脂ラーメンの特徴や地域の歴史、観光名所などの筆記と実務検定に合格したラーメン好きの地元通。知る人ぞ知るおすすめの店や穴場の観光スポットなどを案内する。タクシーもタイヤのホイールにナルト、ボディーにのれん、行燈にドンブリといったユニークな車体でご当地ラーメンをアピール。
このほかにも香川県ではうどんタクシー、青森県のアップルパイタクシーなどが運行しており、新しいご当地タクシーも計画されている。運転手には各社で実施する試験の合格を義務付けており、通常の観光では飽き足らない観光客に新たな魅力を発信できそうだ。
燕背脂ラーメンタクシーのタイヤにはナルトが!
リンク:日本ご当地タクシー協会
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