「世界農業遺産」を観光活用へ共同PR

「世界農業遺産」を観光活用へ共同PR
輪島市白米町「白米千枚田」
 
 「世界農業遺産」の認定5地域が、同遺産を観光に生かすため共同PRに取り組んでいる。
 世界農業遺産とは、国連食糧農業機関が次世代に残したい伝統的な農業、農村の景観や文化のシステムを認定するもの。日本の認定は、新潟県「トキと共生する佐渡の里山」、石川県「能登の里山里海」、静岡県「静岡の茶草場農法」、熊本県「阿蘇の草原の維持と持続的農業」、大分県「クヌギ林とため池がつなぐ国東半島・宇佐の農林水産循環」の5地域。
 10月29日には5県が東京で同遺産をメディアにPRする会合を開き、地域の担当者が認定地域の魅力や観光への活用事例などを紹介した。来年のミラノ国際博覧会にも共同で出展し、日本の認定地域をPRする。
 
「世界農業遺産」を観光活用へ共同PR
珠洲市「揚げ浜式製塩法」

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