「熊本水遺産」を旅行業者らにアピール

2014.12.01熊本県

「熊本水遺産」を旅行業者らにアピール
熊本出身の政治家、安達謙蔵が昭和11年、精神修養の場として建てた「三賢堂」
 
 市の水道水源を全て地下水でまかなえるほど地下水が豊富な熊本市では、水の風土と文化を後世に伝えるため、湧水・食・土木建築・祭り・風習などを、市民共有の財産として「熊本水遺産」に登録している。
 市では地下水都市をアピールしようと9月25日、旅行業者ら17人を招き、「熊本水遺産」などを巡るバスツアーを開いた。現地では地域のボランティア観光ガイドらが案内。参加者は、熊本城長塀前の坪井川を見学後、「熊本水遺産」が点在する島崎地区で加藤清正ら肥後の三賢人を祭った「三賢堂」や細川家の別荘地として使われた「釣耕園」を見学したほか、数カ所を見て回った。市では観光誘客はもちろん、修学旅行のコースに組み入れてもらえればと期待している。
 
「熊本水遺産」を旅行業者らにアピール
熊本市内にある最大の水源地「健軍水源地」
 
リンク:くまもとウォーターライフ

スポンサードリンク