低い山で歴史探訪と地域文化を愉しむ旅 ~「低山トラベル」の可能性~
町のウワサを可視化する「手書き地図作りワークショップ」
手書き地図ワークショップは、大人も子供も一緒にできるのがよい
実は‟手書き地図好き”が高じて、2013年より「手書き地図推進委員会」というプロジェクトをやっている。もともと登山マップや地方で見つけた‟偏ったテーマ”の地図を集めており、作者の思いや狙い、地図そのものの面白さを伝えていこうと、仲間4人ではじめた活動だ。
以来、積み重ねてきた知見や経験をお裾分けすべく、地元の人による地元の手書き地図作りの場を、ワークショップとして各地で提供している。町のウワサやエピソードといった、目に見えない物語を可視化すること。これが手書き地図推進委員会の地図作りの神髄だ。自治体の事業や企業研修などに取り入れていただくことが多いが、参加者も主催者も一緒くたになり、真剣になって遊んで学んで、まる一日を過ごしている。
フィールドワークで現地を確かめ、戻ってから地図をつくる
同じ場所でも、人それぞれに思い出や見え方に違いがある。それを愉しむのが「手書き地図」の醍醐味
最近では、自分たちが暮らす町を知る機会と位置づけて、こどもたちの「地育」の一環として取り入れられることが増えている。その進行とノウハウの提供を行いながら、ぼくら自身がその地域を楽しませてもらっている。特に老若男女が入り混じるワークショップは意外性に満ち満ちて、実に楽しい。手書き地図作りは、自分たちでもできること。ぜひ「手書き地図推進委員会」のホームページを参考にして、やってみてはいかがだろう。
リンク:手書き地図推進委員会
リンク:地元の小学生“記者団”がつくる、南相馬・再エネマップ!
リンク:「ないない」が「あるある」に! 手書き地図ワークショップin稲毛
スポンサードリンク