霧島市に観光の新拠点「西郷どん村」がオープン

2018.01.23鹿児島県

霧島市に観光の新拠点「西郷どん村」がオープン
展示と交流スペースを備えた西郷どんの宿

 今年の明治維新150周年と大河ドラマ「西郷どん」の放映に合わせ、昨年12月、鹿児島県霧島市に同市隼人のホテル洗心閤跡地に観光交流施設「霧島市日当山西郷(せご)どん村」がオープンした。

 西郷隆盛は明治維新前後、同市の日当山温泉郷をたびたび訪れ、温泉や狩り、釣りを楽しんだとされる。その時に宿泊したのが龍宝家。その建物を再現した先代の「西郷どんの宿」が老朽化して解体されるため、新たに復元を進めていた。

 「西郷どん村」には、コンクリート屋根と瓦の二重構造や間取り、囲炉裏といった伝統的な龍宝家の建物をできるだけ忠実に復元した「西郷どんの宿」のほか、「日本庭園」や西郷が馬をつないだ「イヌマキ」などもある。仮設の販売所が併設され、市の特産品を購入することができる。

 今後はレストラン、宿を眺めながら癒す足湯なども順次オープンする予定だ。

 12月10日のオープニングイベントでは鈴かけ馬踊りや和太鼓演奏のほか、思い思いの西郷隆盛になった「西郷どんなりきりコンテスト」が開催され盛り上がった。

 同市では観光振興、観光交流の拠点になると期待している。開園時間は午前9時~午後6時で年中無休。入場無料。

リンク:日当山西郷どん村

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