「岐阜の宝もの認定プロジェクト」から考える地域資源の可能性
“本物の観光体験”を提供する
岐阜県を訪れる外国人観光客の状況(外国人延べ宿泊者数)
こうして約6年以上をかけて、地域のみなさんとともに、地域資源を活かし、国内外に通用する旅行商品を作りながら国内外に積極的にプロモーションを行う中で、特にインバウンドについては目覚ましい成果を生んできましたが、今後は、特に海外からのFIT(個人旅行客)に対しての、いつ来ても可能な、付加価値の高い“本物の観光体験”の提供が求められていきます。
東南アジアから岐阜県を訪れる人が急速に増加
簡単ではありませんが、人々の夢と、地域愛に支えられているこういった事業は、地方都市ならではのフラジャイルな強さを持っていると私は信じています。そこに未来の日本の地方創生の可能性も秘められていると思います。オーセンティックジャパン。本物は“此処にこそ、ある”と。
■著者プロフィール
岐阜市出身。新聞記者、TVディレクター、ライター、各種広告媒体の企画制作等を経て、映画のプロデューサーとして活動。その後アートによる地域活性化のためのプランニング・ディレクターや、美濃手漉き和紙等の商品開発、国内外への流通・販路開拓を進める。
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