東京にいても故郷の力になりたい。楽しく緩く7年目、いわて銀河プラザ応援女子会anecco.(あねっこ)
岩手の人のよりどころに
7月22日に銀プラで行われた「第76回いわて学講座 岩手県民のソウルフード 福田パンの魅力に迫る」では、コッペパンブームの火付け役ともなった「福田パン」の販売をanecco.メンバーが手伝った。そして8月26日(土)、27日(日)には第11回anecco.デーを開催予定だ。anecco.は積極的な活動を続けている。
最後に、これからやりたいことを伺った。
小田:岩手県は魅力たっぷりでそれを伝えきれていないのが課題である一方、伝えられる宝の山です。やりたいことはたくさんありますが、その根底にあるのは継続です。anecco.デーや「anecco.通信」、あねピクなどを地道に続けていきたいと思います。
また、もっとメンバーを増やしたいと思っています。メンバーは岩手県出身の女子ということになっていますが、サポーターとして男性も、県外出身者でも入れますし、いろいろな関わり方ができます。
いわてアクセサリーももっと広めたいですし、外部の方とも連携していきたいですね。
そして小田さんは最後に「大きな夢」を語ってくれた。
小田:岩手の子どもたちが、将来東京に出てanecco.で活動したい、いろいろな人と出会いたいと思ってくれるような、よりどころにしてもらえるようなコミュニティにしていきたいと思います。
また、岩手の企業の人にもanecco.の意見を聞いて商品を開発したいと思ってもらえるような、岩手の人たちがよりどころにしてくれるような存在になれたらいいなと思います。
故郷のために何かしたいけれど何をしていいかわからない人が、anecco.に出会うことによって、故郷の商品をPRしたり、情報を発信したり、何らか役に立つことができる。本業やこれまでの経験で学んだことも生かせる。
こうしたの活動に学べば、まずは一人でも、何らかできることはありそうだ。
そして、anecco.は銀プラを拠点としている。都内のアンテナショップで他に類似の組織を持つ店舗は見当たらない。
アンテナショップは、その地域の出身者にとってはよく知っていて親近感のわく場所でもあり、そのことが活動に参加するハードルを低くしているようだ。アンテナショップが人と人とをつなぐ機能を持つことが、地域外でもその地域を応援する人をつくり、そして増やす、大きな力になるのではないだろうか。
(取材・文/青木 遥)
リンク:いわて銀河プラザ
リンク:いわて銀河プラザ応援女子会anecco.
スポンサードリンク