京都で店舗や施設対象 新型コロナ追跡サービスを開始
京都市は、店舗や集客施設を訪れた利用者が新型コロナウイルス感染者に接触した可能性をいち早く伝えるための「京都市新型コロナあんしん追跡サービス」を6月1日より開始した。これは、申請のあった店舗や集客施設それぞれに個別のQRコードを発行し、利用者は入り口にあるこの個別QRコードをスマートフォンに読み込み、自分のメールアドレスと利用日時を登録するというもの。新型コロナ感染者の店舗への訪問が確認された場合、同日時に居合わせた利用者へ通知がいく。この時、所管保健所への連絡などの対応についてもメールで知らせてくれる。
利用者のプライバシーには十分に配慮し、登録した利用日とメールアドレス以外の情報は収集しない。また、コロナ感染者への接触可能性お知らせメールには、利用日や店舗名などは記載されないという(ただし、クラスター発生時は開示する可能性あり)。利用者が登録したメールアドレスなどの情報は約1か月で削除される。
外出自粛要請が解除され経済活動は再開されたものの、今後の感染の第2波、第3波を警戒して備えることと、万一感染が発生しても最小限の感染で抑え込むのが狙い。利用者に対しては、安心して店舗を利用してもらえることを目指している。
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