耐久レース「ママチャリグランプリ」を初開催
スタートセレモニーでは、104チームのファーストライダーが勢ぞろい
山口県美祢市のマツダ美祢自転車試験場で5月19日、市販の買い物用自転車(ママチャリ)を使った4時間耐久レース「ママチャリグランプリinMINE」が開催された。
山口県を中心に、広島や福岡など県内外から小学生や女性など幅広い層の104チーム784人が参加。コースを疾走して4時間の周回数を競った。
この大会は同市や市観光協会などによる市サイクルスポーツ推進協議会が、誰もが気軽に参加できるスポーツコミュニティーの場を作りたいと、マツダなどの協力、県内各地の企業からの協賛などを得て初めて開催した。
募集は8段以下の変速機付の「ママチャリ」と変速機なしの「無段」の2クラス。家族や友人、職場仲間など、年齢や性別に関係なく2~10人で編成したチームが、1周3.33キロの試験場コースを交代しながら4時間激走した。複雑なコースやアップダウンのあるコース周辺では家族や同僚らが盛んに声援をおくった。
ママチャリクラスは32周、無段クラスは31周を走ったチームが優勝。参加者からは「昔サーキットとして営業していた特別な場所で走行できた」と好評で、「大会を通して仲間と親睦が深まったと喜びの声も聞かれた。また、会場には同市の特産品を使った飲食を提供するバザーコーナーも設けられ、参加者、サポーターらも含めて多くの人が美祢の味を楽しんだ。
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