健康体験プログラムの提供で大田の活性化を目指す

2020.07.09島根県

大田市で健康体験プログラムを提供し活性化を目指す
リラクゼーション効果が得られる森林浴

大田市で健康体験プログラムを提供し活性化を目指す
三瓶山サイクリングの参加者は、マウンテンバイクで緑の木々の中をを走り抜けた

 島根県大田市の一般社団法人島根おおだ健康ビューローは、国立公園三瓶山や鳴り砂が楽しめる琴ヶ浜、世界遺産の石見銀山など豊かなフィールドを活かした健康体験プログラムの提供を行っている。これまで健康体験プログラムは、利用者からの申し込みのみの対応だったが、同市の「石見の火山が伝える悠久の歴史~”縄文の森” ”銀(しろがね)の山”と出逢える旅へ~」が日本遺産に認定されたことを受け、地域の魅力を知ってもらいたいとの思いで、月1回の定期開催に踏み切った。  

 定期開催では、サイクリングやヨガ、タラソウォーキングといった運動とヘルシー料理が味わえるなど6つのプログラムを用意。料金は昼食代込み・お土産付きで一人4,500円(昼食無しは3,500円)。事前の予約が必要。

 6月27日に初開催したプログラム「三瓶山サイクリング」では、市内在住の6名が参加。参加者からは「気持ちよかった。紅葉の時期にまた参加したい」「普段できない体験ができて、楽しみながら健康につなげられそう」などの声があったという。

 同法人理事の河行 茜さんは今後の意気込みについて「私は、ヘルスツーリズムや気候療法を知ったことをきっかけに健康というテーマで地域の魅力を発見することができました。今後も地域の魅力を活かした健康プログラムを通じて、皆さまの健康に貢献できるよう務めたいと思っています」と話している。

大田市で健康体験プログラムを提供し活性化を目指す
潮風を感じながら琴ヶ浜の海岸を歩くタラソウォーキング

リンク:一般社団法人島根おおだ健康ビューロー

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