全国で初! 鳥取県がアプリでバリアフリー旅推進

2019.01.10鳥取県

全国で初!鳥取県がアプリでバリアフリー旅推進
砂の美術館を訪れた車イスタレントの寺田湧将さん(寺田ユースケ事務所)

 飲食店や観光地などのバリアフリーの状況を登録して利用者で共有するアプリ「Bmaps(ビーマップ)」に、鳥取県が全国の自治体で初めて自治体専用ページを開設した。

 専用ページでは鳥取県内の観光地や宿泊施設計58か所のバリアフリー情報を紹介。県内で観光施設などのバリアフリー化や障がいのある観光客の相談・アテンドに取り組む特定非営利活動法人「トラベルフレンズ・とっとり」の調査結果に基づき、段差の数、多目的トイレの詳細なサイズ、エレベーターや障がい者用駐車スペースの有無など具体的に役立つ内容を掲載した。併せて外国人観光客向けにクレジットカード決済の可否や無料Wi-Fiの情報なども案内している。

 アプリではこのほかにも車いすのまま乗車できるUDタクシーを活用した7つの観光コースも紹介。鳥取砂丘や大山など観光スポットの写真や記事とともに、最寄りの駅や鳥取空港、米子空港からの所要時間などのアクセス方法も記載している。

 県では障がい者や外国人観光客に気軽に鳥取を訪れてほしいと、東京五輪が開催される2020年までに、このアプリに約200か所の情報を登録することを目標に掲げている。今後は体験記事なども加えてより分かりやすく役立つ内容にしたいという。

リンク:鳥取県観光交流局観光戦略課

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