山口ゆめ花博に合わせて観光周遊バス運行

2018.08.28山口県

 山口ゆめ花博に合わせて観光周遊バス運行
乗客で賑わう湯田温泉のバス停前

 山口市では、明治維新150年の中核イベントとなる山口ゆめ花博が、同市山口きらら博記念公園において9月14日に開幕する。これに合わせて同市では同月から3か月間、市中心部の観光地を巡る周遊バスの運行を始めると発表した。

 湯田温泉のバス停を発着点として、国宝の瑠璃光寺五重塔前や常栄寺雪舟庭、菜香亭前、八坂神社前など既存バス路線にない観光地も含めた6か所に停車しながら、約13キロのルートを50分程度かけて巡る。

 同地域は伊藤博文らが利用した料亭を移築した菜香亭やザビエル記念聖堂など明治維新や、中世から戦国にかけての大内文化関連の史跡が多い観光スポット。観光地から徒歩5分圏内に停車することで、山口ゆめ花博から市内中心部への観光客の回遊を促し、新たな観光需要の喚起と滞在型観光の振興につなげるのが狙い。やまぐち萩往還語り部の会の会員がボランティアガイドとして乗車し、見どころやスポットなどを案内する。

 乗車券は1日500円で乗降自由の1日乗車券(子供は半額)。湯田温泉のユウベルホテル松政のフロントか周遊バスの車内で販売する。運行日は9~11月の土日と祝日で午前8時半から約1時間ごとに計8便運行し、最終は午後4時の湯田温泉発となっている。

山口ゆめ花博に合わせて観光周遊バス運行

リンク:山口市観光周遊バス

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