朝市を新たな魅力で発信 「呼子マルシェ」を開催
マルシェには新鮮な野菜や魚のほか、ハンドメイド雑貨なども並び、若い世代も訪れたという
唐津市呼子町の朝市通りで7月1日、おなじみの朝市に新たな魅力が加わった第1回呼子マルシェが開かれた。いつもの新鮮な野菜や魚、名物のイカの一夜干しなどの店のほか、この日は和物やデニム雑貨、陶器オブジェなどのハンドメイド作品やピザ、カレー、イカバーガーなどバラエティ豊かな品々をそろえる15店も出店。メダカすくいなど子供向けの店もあり、多くの家族連れや若者、観光客などで賑わった。朝市は午前7時半から正午までだが、マルシェでは朝からランチタイムまで楽しんでもらい、午後からの集客の流れを作りたいと午後2時半まで開催した。
ハンドメイド雑貨がならぶ
めだかすくいも行われた
日本三大朝市の一つとして賑わった呼子の朝市も、近年は高齢化や後継者の不足で出店者が少なくなりつつある。唐津市はかつての賑わいを取り戻したいと昨年度から朝市学校を開催し、朝市の歴史やルール、接客体験やお試し出店などの支援を行なって新規出店者を募ってきた。今回、観光客を呼び込むため今までとは違う新たな魅力も加えたいと、朝市学校で学んだ出店者も加えてマルシェの実現にこぎつけた。
同市では今後は観光客向けのアピールをしながら、不定期で年3回程度開催する予定という。
リンク:唐津市
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