地域性を生かした現代的なお土産のデザイン 【前編】
中身を見せつつその土地らしさを表現
芋けんぴ
芋屋金次郎(高知県日高村)
中身が見える透明な袋でも上部を折り込むと上品に
高知県を代表する庶民のお菓子「芋けんぴ」の素朴さを残しながら、お土産にふさわしいちょっとよそゆきの顔つきをしたパッケージ。
透明の袋から中身が見えるという従来のお土産らしいフォーマットは残しつつも、袋の上部を折り込んだり、色鮮やかなラベルをはり、裏面をマットニスで半透明にしたりと、ちょっとした工夫の積み重ねで、お土産として胸を張って渡せる仕上がりとなっている。
カラフルなラベルによる店頭に並んだ際の華やかさ、贈答用に箱に詰めた際のバラエティ感、「チョコ×けんぴ」との見せ方の違いなど、計算され尽くしている。
裏面はマットニスで半透明にすることで品がよく、さらに陳列した際にパッケージがはっきり見える効果がある
「チョコ×けんぴ」はアルミ蒸着フィルムの軟包装を紙スリーブで包むまったく違うパッケージ
色とりどりのラベルが箱に詰めたときにバラエティ感を増している 写真提供:芋舗 芋屋金次郎
カラフルなラベルが販売スペースを華やかに 写真提供:芋舗 芋屋金次郎
芋舗 芋屋金次郎
http://www.imokin.co.jp/
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