おくいずも女子旅つくる!委員会が木次線アピールの弁当を開発
島根県雲南市と奥出雲町、飯南町の女性でつくる「おくいずも女子旅つくる!委員会」が、JR木次線の魅力をPRする弁当を開発した。雲南地域の魅力を発信して女性をターゲットにした観光誘致に取り組む同委員会が、食をキーワードにして全線開通80年を迎えた木次線の客層を広げようとプロジェクトを企画した。地域の人々とアイデアを出しながら、飲食店の協力を得て地元の食材をふんだんに用いた3種類の弁当を考案。
弁当は、焼きそばや炊き込みご飯など9種類のメニューを取り入れた「きすき線来ちゃった!弁当」と奥出雲牛とまいたけなど5種類のサンドイッチを詰め込んだ「鉄子サンド」、きのこテリーヌサンドなど6つのメニューを入れた洋食のランチボックス「オロチトコラボックス」となっている。
ネーミングにこだわったほか、箱にはトロッコ列車をデザイン。包装紙を沿線すごろくに使えるようにするなど遊び心を取り入れながら木次線と地域の魅力をアピールしている。
1月に試食会を開催し、パッケージなどのブラッシュアップを経て2月の木次線沿線の魅力大発表会で試食販売。4月以降の本格販売を予定している。
同委員会のメンバーは「県外の人に木次線をPRするとともに、住民が地域の魅力に気づいて活用するきっかけになれば」と期待を寄せる。
左上)きすき線来ちゃった!弁当、右)鉄子サンド、左下)オロチトコラボックス
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