甲斐みのりさん執筆のガイド本「朝・昼・夕・夜 田辺めぐり」が人気 

2018.03.01

甲斐みのりさん執筆のガイド本「朝・昼・夕・夜 田辺めぐり」が人気 
ビジュアルにもこだわっている

 和歌山県田辺市が制作した、市街地の魅力を発信するガイドブック「朝・昼・夕・夜 田辺めぐり」が話題を集めている。女性に人気の文筆家甲斐みのりさんが、女性目線に立って田辺の魅力を丁寧に伝える内容が好評だという。

 ガイドブックを市内の観光施設などで1月25日から無料配布したところ、甲斐さんがSNSで発信したこともありその日のうちに全国から問い合わせが相次いだ。地元の反響も大きく市役所での受け取りは2月1日までに134人。配布する市観光センターでは2月1日までに当初より200冊以上追加、他の観光拠点などでも追加した人気ぶりだ。

 ガイドブックは甲斐さんが市内をくまなく歩き、世界遺産の熊野本宮大社といった観光施設のほか、喫茶店や雑貨店、パン店、産直市場、漁協食堂、居酒屋などを独自の視点で切り取り紹介。朝、昼、夕、夜のテーマごとに取り上げているため、朝から夜まで田辺の町を丸1日楽しめる内容となっている。

 郵送希望者には送料の205円切手のみで郵送しており、2月1日までに132人に送付した。希望者からは「必ず田辺に行きます」「まち歩きが楽しみ」「田辺への旅行が楽しみ」との声が届けられており、実際に誘客を促す効果がありそうだ。

 同市では「熊野古道と街なかめぐり」の誘客などにつながると期待している。

リンク:田辺市たなべ営業室

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