山口と島根の連携強化で萩・石見空港の利用促進を目指す
手前左が萩石見利用拡大促進協議会会長山本浩章氏(益田市長)。奥から島根県商工会議所連合会、島根県観光連盟、石見観光振興協議会、手前が山口県観光連盟、ながと路観光連絡協議会の委員がそろう
島根県および山口県や周辺市町、経済団体の関係者などで組織する「萩・石見空港東京線利用促進対策会議」(会長・溝口善兵衛島根県知事)の会合が、2017年12月20日に益田市内で行われた。
同対策会議では2017年度の利用者数14万2,000人を目指し、首都圏における圏域の魅力発信の強化、旅行商品造成の支援、都市間交流の拡大などに取り組んだ。しかし、11月末時点での利用者数は9万7,310人と目標を下回った。
そこで2018年度は、世界遺産、歴史、温泉など島根、山口の両県に共通する観光素材をテーマに新たなツアーを開発する。また、これまで圏域の市町村が単独で首都圏へ情報発信を行っていたが、今後は情報共有ができる体制をつくり、一体となって首都圏へ発信ができればという提案もあった。
2018年度の利用者数は、昨年度より5,000人多い14万7,000人を目標に取り組むことが決定している。
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