Google マップの充実でおもてなし ググれるまちさばえプロジェクト始動
12月5日の説明会、2018年2月までに50店舗の参加を目指している
鯖江市ではGoogleが提供する地図サービス「Google マップ」を活用し、観光や仕事で訪れる人が市内のさまざまな情報を検索できるようにする「ググれるまちさばえプロジェクト」をスタートした。
12月5日には市内で説明会を開催し、約30名の市民や事業者にプロジェクト参加を呼びかけた。
Google マップには、店舗や施設の写真、電話番号、営業時間、ホームページアドレスなどがまとめられ、地図上に表示される。その情報登録は事業者のオーナーがGoogleに申請して行う場合もあれば、インターネット上の情報から自動で登録される場合もある。このため正確で本当に必要な情報が掲載されていないことがあるという。
同市は店舗情報を充実させ、ユーザーからの関心を高めようと、Googleのサポート制度「DMOパートナーシッププログラム」に参加。サポート制度に参加したことで、郵送で行っていたオーナー登録確認が、端末で簡単に行えるようになった。
今後、市は、市民団体「ググれるまちさばえ実行委員会」と協力して、プロジェクト参加申し込みのあった店舗へ訪問し、情報確認や写真撮影、登録などの手続きを無料で代行していく。
市の担当者は「情報を充実させ、鯖江市にいらっしゃるお客様をおもてなしするとともに、市民の皆さんと一緒に鯖江市を盛り上げていきたい」と話す。
また登録された店舗情報は、今後オープンデータとして公開することも検討しているという。
リンク:ググれるまちさばえプロジェクト
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