茅野の協力店へ案内、誘導サービス「信州DC茅野」開始
今回のDC・ちのキャンペーンのアプリ画面(画像はめ込み)
信州ディスティネーションベーン(DC)(10月30日まで)に合わせ、長野県茅野市では、市内の飲食店や宿泊施設などの協力店90軒が宿泊料の値引きやドリンクサービスなどを提供する「おいでなして信州・ちのキャンペーン」を行っている。
このほど協力店への誘客を進めたいと、茅野市観光協会と諏訪東京理科大学(茅野市)が連携し、スマートフォンなどを通じて90軒の協力店を案内、誘導するサービスを始めた。
無料アプリをダウンロードして「信州DC茅野」のチャネルを選択。宿泊施設、飲食店といったカテゴリーを選択してスマホなどを街なかでかざすと、現在地から店までの距離や方角を示すエアタグが画面に表示される仕組み。店まで誘導してくれるので歩いて向かうのも安心だ。また、店舗のエアタグをタップするとDC期間中の特典サービス内容が閲覧できるほか、サービスを受けるためのURLも張り付けてあるので、スマホ1つでお得に楽しめる仕様になっている。
両社の提携による同様のサービスは、2015年のJR茅野駅周辺のコンビニなどを表示する便利なマップ、16年の諏訪大社御柱祭における御柱曳行ルート、臨時駐車場・トイレ等の案内に続き3回目。
今回、経営情報学部の三代沢正教授と学生ら8人が5月から、サイバネットシステム社のcybARnetポータル上にコンテンツを制作し、実現にこぎつけた。学生らは軒数が多くて大変だったが、観光振興に役立ってほしいと期待を寄せている。
諏訪大社御柱祭のアプリ画面
スポンサードリンク