オムライスを求め日高村に人が殺到! プロジェクト開始から3年間で17万食を販売した「日高村オムライス街道」とは
メディアの力を活用し県内外にPR
ボリュームたっぷりの「ヘイ!ワンツー!オムライス」
オムライス街道では和、洋、中の多彩なオムライスメニューを楽しむことができる。
例えばカフェレストマンマ亭では店で人気NO.1メニューのオムライスとNO.2のポークカツを一緒にしたヘイ!ワンツー!オムライスを提供。大衆食堂えみでは酒と合う辛めのチャンジャオムライス、大阪なにわ道頓堀たこやきでは太めのソース麺に卵とトマトソースをトッピングしたオムそばなどを出している。シンプルなものから変わり種まで店の特徴を生かしたメニューを提供した。
以前からこのプロジェクトに注目していた地元の新聞社は、オムライス街道を3日間連続で記事に取り上げた。その効果で県内各地から多くの人が訪れるようになり、2014年4月~2015年3月末までに販売したオムライスは6店舗で計38,300食、日高村での経済効果は約7,000万円に上った。
汗をかきながら食べる「チャンジャオムライス」
やきそばソースとトマトソースが意外と合う「オムそば」
山本:メディアに取り上げられた効果を誰もが実感しました。この効果を継続するために、担当課としてできることを考えた結果、翌年からは地域住民や企業などと連携した企画を打ち出して、積極的に地元の新聞社へプレスリリースを配信しました。
2年目、3年目は参加を11店舗に増やし、カゴメ主催の日本一のオムライスを決めるイベントオムライススタジアムに参加したり、キューピーと共同で抽選イベントうきうきイースターを実施したほか、村出身の漫画家くさか里樹さんやシンガーソングライターのリベットボタンさんらをオムライス大使に任命したりと、いろいろな企画を打ち出していった。
そんな中、オムライススタジアムに出場したレストラン高知が南国土佐のオムライスで準グランプリとふるさと賞のW受賞を果たす。全国放送に取り上げられたことで、県外からも多くの人が訪れるようになった。
トマトピラフに半熟風のトロトロ卵を包み、カリッとした鰹のフリッジをトッピングした「南国土佐のオムライス」
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