奄美大島DMOが販売管理システム「エリアゲート」導入で宿泊と体験の予約窓口を一本化

2017.03.03鹿児島県

奄美DMO のんびり奄美トップ画面
(一社)あまみ大島観光物産連盟の公式ウェブサイト「のんびり奄美」

 鹿児島県奄美市の(一社)あまみ大島観光物産連盟は、JTBおよびアソビュー(体験型商品予約サイト「アソビュー」を運営)が共同開発した観光商品の販売管理システム「エリアゲート」を公式ウェブサイト「のんびり奄美」に導入した。エリアゲートは自治体や日本版DMO向けに開発されたもので、宿泊や体験型商品(アクティビティ)などの予約の窓口をweb上で一本化できるシステム。具体的には観光組織などの公式サイトにJTBやるるぶトラベル、アソビューなどで取り扱う商品を含む宿泊や体験の予約、チケット販売などの機能が追加できる。あわせて流通サポート、顧客データの分析・収集、販売管理の一元化も可能。これらの機能を通じて日本版DMOに必要とされるデータ分析やブランディング策定、観光事業の戦略調整やプロモーションサポートの役割も担うものだ。
 日本版DMO候補法人に登録されているあまみ大島観光物産連盟は126日にシステムを導入した。それまで奄美大島では、宿泊とアクティビティの予約は一本化されていなかったが、導入後は「のんびり奄美」のサイト上で宿泊、体験ともにオンライン予約することが可能になった。すでにこのシステムを通じた予約も入っているという。今後は既存のアクティビティ以外にも、島あるきなどの体験プログラムに活用していきたい考えだ。

奄美DMO のんびり奄美
島遊(アクティビティ)を選択してページを進むと「アソビュー」のサイトにつながりそのまま予約まで可能

奄美DMO のんびり奄美
今後、島あるきにもアソビューを活用していきたい考えだ

 

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