学生らが沖縄の魅力伝える雑誌「KUROSHIO」創刊
雑誌「KUROSHIO」の表紙
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の学生らが、沖縄や日本の伝統、県内のカフェや飲食店、時事問題などを紹介する学内向けの英語で書かれた雑誌「KUROSHIO」を昨年創刊した。創刊号の部数は400部で、年3回発行予定。将来のキャリア開発のためのクラスのプロジェクトの一環で、学生らに身につけた専門知識をどのように社会に実践的に活用していくのかを考えてもらうのが狙いという。アメリカ、インド、ロシアなどの出身の学生ら10人がそれぞれの得意分野を生かしながら内容、予算の確保から編集まですべてを主体的に決めて発行にこぎつけた。
雑誌では文化、アカデミー、地元、旅行、意見の5つのカテゴリーの記事を掲載。沖縄本島のおすすめコーヒーショップの紹介や漫画好きの学生による日本のマンガの紹介のほか、ケンブリッジ大学の時枝正博士のインタビュー、インドの「ムンバイ」の魅力、日本の絵手紙紹介など多彩な内容を写真やイラスト入りで掲載した。
1月に発行される次号では、同大の元インターンで、現在ポッドキャストで科学を発信している女性のインタビュー、日本文化紹介として書道、科学の話題として熱水噴出孔、その他、現代のエイリアンなどについて掲載する予定で、部数も増やしたいという。なお、雑誌と同じ内容をホームページから閲覧できる。
創刊のメンバー
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