清酒発祥の地が連携、日本酒文化を盛り上げる

2014.10.01兵庫県奈良県

清酒発祥の地が連携、日本酒文化を盛り上げる
伊丹市鴻池発祥の地記念碑
 
 互いに「清酒発祥の地」を主張する兵庫県伊丹市と奈良県奈良市が、清酒の普及と日本酒文化の振興を図り、タッグを組んで交流イベントを開催する。
 伊丹市では豪商・鴻池家の始祖により偶然に誕生したとされ、奈良市では15世紀半ばには正暦寺で清酒が完成していたとする。両市はともに昨年、清酒発祥の地をうたった清酒乾杯条例を制定した。
 交流イベントは「清酒発祥の地フォーラム」と題し、10月12日に伊丹市の旧岡田家酒蔵などで開く。民俗学者神崎宣武氏による基調講演や、両市関係者が参加するパネルディスカッションなどのフォーラムを行うほか、両市清酒の飲み比べや利き酒も。本堂が破損している正暦寺への寄付金も渡す。フォーラムは事前申し込みが必要で、10月1日から受け付けている。
 
清酒発祥の地が連携、日本酒文化を盛り上げる
奈良市正暦寺石碑

スポンサードリンク