旧明延鉱山の一円電車 17人の運転士が誕生

2015.07.16兵庫県

 旧明延鉱山の一円電車 17人の運転士が誕生
 
 兵庫県養父(やぶ)市の大屋町明延(あけのべ)で、一円電車体験乗車会の運転士を養成する「安全運転講習会」が開かれ、28歳~70歳の17人が運転士の資格を取得した。一円電車とは、同鉱山の操業時、鉱石輸送のため運行された明神(めいしん)電車の客車のことで、運賃が一円だったための愛称。平成23年から4月~11月の毎月1回(第一日曜日)、全長70メートルの常設軌道で、運転資格をとった住民ボランティアが、一円電車を定期運行している。
 今回全長600メートルの軌道での定期運行を視野に、市が同講習会を実施した。講習会ではバッテリー機関車の構造や蓄電池の保守・管理などを学んで学科テストを受けたあと、運転実技を行って資格を取得した。
 
旧明延鉱山の一円電車 17人の運転士が誕生
 
リンク:あけのべ自然学校

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