誰もが暮らしやすいまちをめざして 青いかば旅行社の挑戦(後編)
暮らしやすいまちは、訪れやすいまち
講演を行う浩平さん(2013年6月)
こうした願いを実現するために、青いかば旅行社は活動を広げている。今年2月には、「バリアフリーと観光「今より一歩先へ」」と題したシンポジウムを企画。9月には、伊東市社会福祉協議会との共催で『「暮らしやすい街・訪れたい街に」~つなげよう、みんなの想い~』というシンポジウムを開催した。9月のシンポジウムでは、伊東のまちあるきマップ制作者や施設ボランティアに取り組む人、伊東高校総合探究部員らが活動報告や提言を行い、その後参加者も交えて意見交換が行われた。
なぜ旅行以外の活動をするのかと、聞かれることもあるという二人。
優子:「旅行は手段の一つで、私たちが本当にやりたいことは、そこに暮らす人が暮らしやすいまちになることなのです。暮らしやすいまちになれば、訪れやすいまちにもなりますし、暮らしている人が笑顔で楽しそうにしていたら、お客さまも訪れたくなると思います。私たちの立場から、障がいのある人たちが暮らしやすくなる提案をしていけば、同じような方々も来てくださるようになると思っています」
シンポジウム風景
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