沖縄の離島を疑似体験できる! オンライン体験事業をサポート
事前に届く体験キットを使って「黒糖づくり」を自宅で体験できる「宮古島さとうきび栽培体験」は、子どもから大人まで楽しむことができる
沖縄県では、離島のオンライン体験事業のサポートを開始した。体験を受託しているのは沖縄県那覇市に本社のある株式会社パム・コークリエーション。オンライン体験は自宅にいながらオンライン上でガイドなどと対話しながらその地ならではの体験を楽しめるもの。今回の体験では動画と写真を使って沖縄の自然観誘ができる疑似体験ツアーから、事前に届くサトウキビの栽培キットを使った黒糖作りや事前に届く島らっきょうを使った沖縄料理の作り方講座までさまざまな内容がそろう。いずれも通常の動画配信と異なり、ガイドなど配信者とオンライン上で顔を合わせて対話しながら疑似体験を進める双方向性が魅力という。
この事業を始めた背景には新型コロナウイルス感染症の拡大で沖縄離島への観光客が激減したことがある。沖縄離島ではヨガや沖縄料理などを観光客に教えて収入を得ている人も多いが、今回の観光客激減を受けて来島しなくても体験を提供できるオンラインに着目した。
オンライン上で疑似体験できる仕組みを定着させ、新たな観光事業の収益化やファン獲得を図っていく。2020年末までに150の事業者の参加と5,400人の体験参加者を目標にしているという。
植物、昆虫、野鳥、地質、歴史についての話をガイドから聞きながら、動画と写真で自然豊かな座間味島を感じることができる「座間味島自然観察ツアー」
リンク:株式会社パム・コークリエーション
スポンサードリンク