越知川サイクリングが楽しくなる！　スマホの写真使ったARスタンプラリー

コースは越智川沿いの道路を下りながら走ることができるためサイクリングしやすいと評判

　兵庫県神河町の「越知川（おちがわ）名水街道自転車下りコース」において、スマホのAR機能を使ったスタンプラリーが行われている。この自転車下りは、越知川の上流から自然豊かな川沿いを約20km自転車で下るコースだ。その沿線の飲食店や観光施設など10か所にスタンプラリーのポイントを用意。それぞれの看板に専用アプリを起動させたスマホをかざすと、町のマスコットキャラクター「カーミン」のフォトフレームが登場し、記念撮影ができる。この時表示されるリンク先にアクセスすればスタンプがたまる仕組み。すべてを集めると、カーミンのオリジナルミニボトルやタオルなどが当たる抽選に参加できる。スタンプラリーは11月30日まで。

　なお、自転車下りは予約制で、スタート場所までは自転車を乗せたバスで移動する。この自転車下りは2000年に観光促進の一環で始まり、親子で自然のサイクリングを楽しめると、年間1000人以上の利用者を記録したこともある人気のコースだ。今年は新型コロナウイルスの影響で4、5月の利用者は昨年の10分の1の20人程度と激減。個人客を呼び込みたいと同町観光協会がスタンプラリーを企画した。

　同町観光協会は9月頃には同町の大河町高原エリア、銀の馬車道エリアにもスタンプラリーの範囲を拡大し、町全体の回遊と消費促進につなげたいとしている。

リンク：自転車下りARラリー　

リンク：越知川名水街道自転車下り

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