お茶どころ静岡でお茶×かき氷を提供「茶氷プロジェクト」実施

2019.07.23静岡県

お茶どころ静岡でお茶×かき氷を提供「茶氷プロジェクト」実施
MATCHA PLACE「クリームチーズ抹茶ピンス」(ピンスは韓国語で氷水のこと)


SANOWA丸玉園「ラテアイスツリー」


MARUZEN Tea Roastery「お茶屋が作ったお茶のシロップ3種とかき氷」(左から100℃・200℃・玄米茶)

 静岡県中部のお茶カフェや観光施設などで、7月から約3か月間、静岡茶を使ったかき氷を提供する「茶氷プロジェクト」が行なわれている。夏のトレンドであるかき氷と静岡茶を組み合わせ、多くの人に静岡茶に親しんでもらいたいと、県中部の観光まちづくりに取り組む「するが企画観光局」(静岡市)が企画し、昨年から始めた。30店の参加店舗が味はもちろんインスタ映えも楽しめるかき氷をそれぞれ開発。ユニークでインパクトのあるかき氷が出そろった。

 静岡市の茶販売の佐藤園の直営カフェ MATCHA PLACEでは、有機抹茶のかき氷にクリームチーズとレモンを合わせた進化系とも言うべきかき氷を販売。葵区のMARUZEN Tea Roasteryが提供する「お茶屋が作ったお茶のシロップ3種とかき氷」は、焙煎温度が異なるお茶のシロップを9種類の中からセレクトする。荒茶やほうじ茶など、焙煎温度によって味の変化を楽しめるメニューとなっている。

 かき氷と言えば抹茶のイメージがあるが、この企画では抹茶だけでなく煎茶やほうじ茶、和紅茶など様々な種類のお茶を楽しめるのが特徴。茶どころ静岡の新たな魅力発見につながればと期待されている。

 同観光局は、今後はさらにお茶の魅力を広めていくため、日本茶とお酒の出会いをコンセプトにオリジナルのリキュールも開発した「宵茶(よいちゃ)」プロジェクトも進めているという。

●公益財団法人するが企画観光局 TEL:054-251-5937

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cafeうえまる「川根茶練乳氷」

リンク:RETRIP

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