旧北陸線を紹介! トンネルカード制作

2019.07.01滋賀県福井県

旧北陸線を紹介! トンネルカード作製
敦賀市葉原と阿曽にまたがる「葉原トンネル」

旧北陸線を紹介! トンネルカード作製
建築技法や工法、完工年などの基本データを裏面では解説

 全国でダムカードやマンホールカードの人気が高まる中、福井県敦賀市と南越前町、滋賀県長浜市でつくる観光連携協議会が、全国で2例目となる「トンネルカード」を制作した。
 同協議会は「福滋県境 鉄道遺産回廊」と題し、地域内に残された旧北陸線のトンネルや建築物などの鉄道遺産を観光資源につなげる事業を進めている。その一環として、3市町にまたがる「旧北陸線トンネル群」を紹介するトンネルカードを制作した。
 カードは、煉瓦をイメージした色調で、縦約6センチ、横9センチ。表面にはトンネルの写真、裏面には建築技法や工法のほか、竣工年などの基本データをあわせて解説している。
 カードは「葉原トンネル」「樫曲トンネル」など福井を通るトンネルをとりあげ、15種類を制作。このうち12種類は来年3月まで3か月間ごとに期間を区切り、3種類ずつ3市町の観光施設などで配布する。各400枚しか用意されていないため、希少性も注目を集めそうだ。残り3種類は6種類を集めた人への特典、あるいは鉄道関連のイベント参加者などに配布される予定。
 3市町では「これが注目されるきっかけとなり、カードを片手に現地に足を運んでもらえれば」と期待している。

リンク:南越前町観光まちづくり課ホームページ

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