神田神社に文化交流館「EDOCCO」オープン! 世界に江戸の「粋」発信
文化交流館外観 ©川澄・小林研二写真事務所
「神田祭り」で有名な東京都千代田区の神田神社(通称:神田明神)は、2018年12月、創建1300年を記念して文化交流館「EDOCCO」をオープンした。
「伝統×革新」をコンセプトに、伝統の継承と新しい文化を創出する交流の場として、多様な人が集う文化交流施設を目指す。
境内と一体となった建物は多摩産の木材が使われた伝統建築で、地上4階、地下1階。館内にはフランスで活動する画家・松井守男氏ら日本が世界に誇る現代アート作家の作品を多数展示しており、新たな日本の魅力を伝えている。館内は5フロアで構成。1階は神札授与所、物販・飲食、2~3階は多目的ホール、4階は貴賓室、地下1階は日本文化体験スペースになっている。
和モダンのホールでは、ジャパンカルチャーの発信地としてライブやコンサート、土日限定でメイドカフェやアイドルのイベントなども開催する。また、カフェでは、枡に料理を盛って提供するなど、古くからお供え物としても用いられた「枡」をテーマに日本の文化を発信していく。
地下1階のEDOCCO STUDIOでは、着物の着付けや落語、お座敷芸などの日本文化の体験ができる。このようにフロア全体で江戸の「粋」を感じられる場となっており、世界に日本の伝統・文化の発信する交流施設として注目されている。
写真物販・飲食スペース「EDOCCO SHOP -IKI IKI-」で神職が対応
こけら落とし公演として「神田明神ホール」にて能が披露された
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