戸倉上山田温泉で味わう「風呂ーズン」を開発

2018.06.28長野県

戸倉上山田温泉で味わう「風呂ーズン」を開発 
「田毎の月」の月を模したアイスクリーム、温泉マークのチョコレートが添えられた風呂ーズン

 長野県千曲市のコワーキングスペース&カフェ「アルゴット戸倉」のオーナー岡田拓也さんが、市内戸倉上山田温泉の新名物となるフローズン飲料「風呂ーズン」を開発した。メロンシロップやミルクを使って湯の色に近いエメラルドグリーンや白濁色を実現。地元の棚田「田毎の月」の月を模したアイスクリーム、温泉マークのチョコレートも添えられたインスタ映えする一品だ。あわせて「全国温泉風呂ーズン協会」も設立し、県内外の温泉街と連携しながら地域を盛り上げるという。

 旅館コンサルが本業の岡田さん。良質の温泉で、善光寺参りの精進落としの湯として知られた戸倉上山田温泉の客の減少が気になっていた。温泉街を盛り上げるには「ここに来てもらう目的が必要」と考え、観光客が訪れたくなる、地元客が何度も足を運びたくなるような地域ならではの商品開発を計画。店の看板メニューとなっていたメロンクリームソーダのグリーン色が温泉の湯の色、バニラが田毎の月に通じると気付き、これを活かした一品を完成させた。ネーミングにもこだわり、風呂とフローズンをかけた「風呂ーズン」に。

 全国温泉風呂ーズン協会では、各地の温泉街から会員を募り、特色を活かしたフローズン飲料を作ってもらい、食べ比べなど温泉の新しい楽しみ方を提案するという。「風呂ーズンが温泉街を訪れるきっかけづくりになれば。飲み物片手に街歩きも楽しんで」と岡田さんは呼び掛けている。

リンク:全国温泉風呂ーズン協会(ZOFA) 

リンク:アルゴット戸倉

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