地域性を生かした現代的なお土産のデザイン 【前編】
東京さしすせそ
フードリレーション(東京都港区)
東京のさ(砂糖)、し(塩)、す(酢)、せ(醤油)、そ(ソース)を集めたパッケージ。それぞれ単品でも売られているがセットの方がメッセージも伝わりやすい
ありそうでなかなかない、東京ならではの土産物。
都内の異なるメーカー5社による高級調味料を5種類組み合わせている。
江戸前の味にマッチする調味料と、日本の伝統を感じさせながらモダンさも併せ持つパッケージが、新しいお土産を感じさせる。企画の完成度が高く、さまざまな賞を受賞した。
砂糖は宮崎商店(江東区)の玉糖。昔ながらの製法で作られている
酢は横井醸造工業(江東区)による伝統的な江戸前酢
東京さしすせそ
http://www.tokyosashisuseso.com
写真提供:フードリレーション
やいづ善八 やきつべのだし
マルハチ村松(静岡県焼津市)
伝統とモダンが融合したパッケージ。富士山と駿河湾のモチーフの間にある数字は、焼津の緯度と経度
焼津産のかつお節を原料にしていることから、富士山と駿河湾をモチーフとしたマークをパッケージ全面で使用。
現代的な「だしパック」のパッケージらしいモダンさと伝統の融合が良いバランスを醸し出していて、上品にまとまっている。
もらって嬉しい箱仕立てのだしパック。お土産としても渡しやすい
やいづ善八
http://www.yaizu-zempachi.jp
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