DMO設立 大洲の古民家をホテルへと再生

2018.05.07愛媛県

DMO設立 大洲の古民家をホテルへと再生 
旧大洲藩主の家「加藤家住宅」の全景

 愛媛県大洲市は、今年の夏にDMOを設立し、その活動の柱として古民家を活用した宿泊施設の整備を始める。大洲城や肱川(ひじかわ)の鵜飼いなど観光資源が市内中心に固まっているため日帰り客の多い市内観光で宿泊客を増やすのが狙い。

 これに先立ち、同市と古民家再生事業を手掛けるバリューマネジメント(大阪市)、ノオト(兵庫県篠山市)、伊予銀行の4者が4月5日、「町家・古民家等の歴史的資源を活用した観光まちづくりにおける連携協定」を締結した。今後、同市は2018年度中に市内の古民家がどの業態への活用が適しているかエリア計画を策定していく。

 一方DMOは、観光関連団体や民間企業などから出資を募り、所有者から古民家を借りるか購入するかしたうえで宿泊施設や店舗に改修してオープン。経営はバリューマネジメントなど民間に委託する。宿泊施設は少人数で日本のおもてなしを味わってもらうため合計客室数は20室程度を予定。第一弾として旧大洲藩主の「加藤家住宅」を活用した宿泊施設を整備し、2020年の開業を目指す。この施設は1泊3~5万円程度の高価格帯にし、同市の特産であるフグやハモといった高級魚や白菜などの野菜を使った料理を提供して同市の食の魅力も提供する。

 同市では日本の歴史を身近に感じてもらうことで、旅慣れた外国人観光客の誘致にもつなげたいという。

 

DMO設立 大洲の古民家をホテルへと再生
4者による連携協定締結式

DMO設立 大洲の古民家をホテルへと再生
やがて宿泊施設となる加藤家住宅の本宅

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