青森の冬を楽しんで! 台湾観光客がミニスキー作り体験
丁寧に木を削ってスキー板とポールを作る
青森県平内町のスキーメーカー「ブルーモリス」は2月4日、同社において台湾からの家族連れの観光客を対象にミニスキー作りの体験を行なった。ミニスキーは体験講習用に用意されたもので木製。9歳~70歳の参加者10人は、社員の指導を受けながら金具を取り付けたり、ろうそくでワックスを塗ったりして長さ90センチほどの自分専用のスキーを完成させた。早速近くのスキー場に移動して滑走。参加者らは自分で作ったスキーで滑ることができ、楽しいと歓声をあげていた。
このスキー作りは、青森で初めて雪に触れる外国人観光客らを対象に、雪遊びやゲレンデスキーを体験してもらい、冬季の観光誘客と青森のリピーター獲得につなげたいと発足した「青森スノーランド活性化協議会」事業の一環。
同協議会では外国人対応ができるスノーアクティビティの開発や、県内留学生を活用した外国人向けのインストラクターの養成、滞在コンテンツの開発などの事業を実施する。同協議会事務局長でブルーモリスの盛健一専務は「雪に触れて楽しさを味わい、将来青森を訪れて本格的なスキーを楽しんでもらいたい」とリピーターの増加に期待している。
滑ることに夢中
リンク:ブルーモリス
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