岡山のPR動画「ハレウッドムービー」公開 果物と観光をテーマに魅力をPR
PR動画上映イベント「ハレウッドムービー ワールドプレミア」。左から監督を務めた岡山県倉敷市出身の前野朋哉さん、伊原木隆太岡山県知事
岡山県の新しいPR動画「ハレウッドムービー」の第一弾が県の特設サイトで公開された。ハレウッドは映画の都ハリウッドと好天の日が多い岡山県のキャッチフレーズ「晴れの国」を合わせた造語。
ムービーは岡山の観光地に焦点をあてた「観光」と桃やマスカットなど県のフルーツをテーマにした「果物」の2作品が制作された。主演俳優ら4人は一般応募で、国内外から237人が参加したオーディションで選ばれた。果物がテーマの動画は堤防に腰かけた若い男女が瀬戸内海を眺めながらキスをしようとすると、2人の唇の間に白桃やマスカットが挟まって邪魔をされ、「岡山のフルーツはキスより甘い」とアピールする。
観光の動画は、ゾンビに支配された世界が舞台。雨の中、逃げ惑う男女が、晴天が広がり、ゾンビが侵入できない岡山県に足を踏み入れる。後楽園にたどり着き、探し求めていた楽園を目にするという内容。2作品とも約2分半。自治体PR動画史上、最大級のホラー&サスペンス、純愛ムービーと銘打ったユニークな作品となっている。
伊原木隆太知事は東京の県アンテナショップで行われた発表会で「岡山は映画のロケが多いので、これからもハレウッドを売り出したい」と抱負を語った。第2弾の準備もすでに進んでおり、「移住」と「企業誘致」をテーマにした2作品を11月に公開予定という。
LOVE & PEACH篇
The Land of Sunshine篇
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