佐久の「日本で海岸線から一番遠い地点」&水スポット巡りで認定証&ピンバッジ

2017.08.28長野県

佐久の「日本で海岸線から一番遠い地点」&水スポット巡りで認定証&ピンバッジ
日本地図が描かれたピンバッジ

 長野県佐久市田口地区には、雨川ダム南東約2㎞付近(群馬県南牧村との県境)に「日本で海岸線から一番遠い地点」がある。 同市観光協会臼田支部ではこの地点をアピールすべく、この地点を踏破し、さらに指定されたスポット3カ所以上をスマホなどで撮影した人に、オリジナルピンバッジを無料進呈している。

 スポットは「海から一番遠い地点で海へとつながる水を探そう」をコンセプトに、海へとつながる5つの水スポットを選んだ。

 ①水が千曲川へ合流し、やがて日本海に注がれる「雨川ダム」、②水神である龍が二匹彫られた新海三社神社境内の御魂代石(みたましろいし)、③水が日本海に注ぐという龍岡城五稜郭のお堀、④水が太平洋に注がれる馬坂川の広川原洞穴群本穴、⑤岩盤から湧き出た清水が千曲川を経て日本海に注ぐという丸山集落の水落観音。

 このうち①②③が比較的行きやすいスポット。④⑤の難易度は高いので、山の散策に適した準備が必要という。「一番遠い地点」にたつ標柱と一緒に撮影した自分の写真を臼田支所で提示すると、踏破認定証を発行してくれる。さらに5カ所のスポットのうち、3カ所の写真の提示で、ピンバッジももらえる仕組みだ。

 現在、100人以上がピンバッジをもらっている。参加者は家族、夫婦、1人など世代も幅広く、半数は県外の観光客、なかには外国人のホームステイ客と来た地元住民もいたという。

佐久の「日本で海岸線から一番遠い地点」&水スポット巡りで認定証&ピンバッジ
群馬県南牧村との県境にある「日本で海岸線から一番遠い地点」

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