福岡で旅行者の荷物一時預かりサービス「ecbo cloak」スタート カフェ、神社、美容室など60店舗以上で利用可能
荷物引き渡しの際、荷物の写真付き証明メールを提示する
カフェやレンタサイクル、美容院、ゲストハウスなどのスペースを活用した荷物一時預かりシェアリングサービスが全国各地に広がっている。これは荷物の保管サービス等を行うecbo株式会社(東京)による「ecbo cloak(エクボクローク)」というサービスで、「荷物を預けたい人」と「荷物を預かるスペースを持つ店」をつなぐサービスだ。
旅行者が荷物を一時的に預けようとした際、ロッカーの「場所が不明」「空きがない」「大型荷物が入らない」というトラブルに直面することも多い。エクボクロークはそれを解決するサービスで、サイトユーザー登録をして荷物を預けたい場所を選べば、事前に荷物を置くスペースを確保できるので安心して旅行できる。このサービスの導入により加盟店は空きスペースを活用できる上、外国人観光客も含めた店の認知度アップにもつながるなど副収入や集客などのメリットが期待できる。
サービスは今年1月に東京都内でスタート。京都、大阪と続き、6月に福岡市と北九州市でサービスが始まった。福岡の博多駅周辺では大型荷物が入るコインロッカーが180個しかない上、5年連続で訪日外国人が増加しているため、駅周辺ではコインロッカー不足が深刻。これを改善しようと、駅周辺のコワーキングスペース、カフェ、美容室、観光案内所、さらに神社など60店以上で利用が可能となっている。料金は最大辺45センチ以内の荷物がバッグサイズで1日300円、それ以上のものはスーツケースサイズで1日600円。
今後は沖縄、札幌、名古屋など日本全国で展開したいという
リンク:ecbo cloak
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