緑茶のカプセルトイ「ガ茶々」が静岡空港に登場

2017.06.23静岡県

緑茶のカプセルトイ「ガ茶々」が静岡空港に登場
ガ茶々本体も島田市のイメージカラー「緑茶グリーン」でデザインされている

　お茶どころで知られる静岡県島田市は、富士山静岡空港の土産店入口に緑茶のティーバッグが入ったカプセルトイ「ガ茶々（がちゃちゃ）」を5月18日に設置した。同市が進めるシティープロモーション「島田市緑茶化計画」の一環。

　静岡の玄関口である空港で、若者や国内外の旅行者に緑茶の良さをPRしていくのが狙いだ。カプセルは包装されたティーバックと緑茶化計画のオリジナル缶バッジの各1個入りのセットで200円。什器本体を同市のイメージカラー「緑茶グリーン」でデザインして目立たせ、外国人観光客向けに中国語と韓国語の説明も付けるなど工夫した。

　市茶業振興協会などと開発したティーバッグは「浅蒸し・火香弱」「深蒸し・火香強」など4種類、缶バッジは25種類あるため、すべての種類を集めようと何回も「ガ茶々」を回す人もいるという。

　空港の「ガ茶々」設置は、成田空港のトイカプセルが外国人観光客に人気を呼んでいることに目を付けた同市が、設置を静岡空港に持ちかけて実現した。

　この「ガ茶々」は空港以外にも6月末まで「島田市ばらの丘公園」に設置。またJR島田駅北口の島田市地域交流センター「歩歩路」にも設けられているほか、毎月1回、露店市「元気市」にも臨時で設置。6月22日からはSLやきかんしゃトーマスが走っている大井川鐵道の新金谷駅「プラザロコ」にも設置している。

　同市ではガ茶々を通じて緑茶の良さを国内外に伝えることができればと話している。

緑茶のカプセルトイ「ガ茶々」が静岡空港に登場
カプセルの中身