日南の名所や神話を楽しめる! スマホアプリ「草昧之海‐新たなる神話‐」配信
ゲーム画面の一例。背景の画像は、海幸彦をまつる潮嶽神社の鳥居
草昧之海のポスター
宮崎県日南市は、市内の観光や神話を舞台にしたスマホ向けアプリ「草昧之海(そうまいのうみ)‐新たなる神話‐」を開発し、昨年12月から配信を始めた。ゲームのファンになってもらい、現地を訪れる「聖地巡礼」を促し、観光誘客につなげるのが狙い。内容は小説を読み進めていく形の「ノベルゲーム」で、主人公の市内の高校生が神々の力を受けながら市内の名所・旧跡をめぐっていく神話伝奇ストーリー。海幸山幸神話などで知られる日南ならではの神話形式のノベルゲームだ。開発したのは昨年市内の油津商店街に進出した東京のゲーム会社「株式会社キャリアイノベーション」(増田歩社長)。市内に同社の制作拠点ができたことから、同市が日南を国内外にPRする手段を作ってほしいと開発を依頼した。県内出身者が勤務する同社で、日南にゆかりのある女性社員がプロデューサーを務めた。作中には海幸彦をまつる潮嶽(うしおだけ)神社や市中心部の油津商店街など神社や観光スポットなどの実在する場所が実名で登場。市内で春季キャンプを行うプロ野球チームの広島カープや西武ライオンズなども登場する。ダウンロードは無料で、来年3月までに全10章を順次配信する。目標ダウンロードは1万件で、今後、英語やスペイン語にも対応し、市内の港に寄港する外国クルーズ客にも㏚するという。
ゲームでは、主人公が神々の力を受けながら市内の名所や旧跡をめぐる
スポンサードリンク